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Wisdom2.0Japan当日に向けて、Keyにもなっている「コミュニティ」「繋がり」「場」について感じていただくべく、運営メンバーでのクロストークを企画しました。
今回は、久保田・細川と共に「ニューフェイス編」と題して、運営メンバー入りしたのが新しい2人とともに、参画した想い・エピソードをお話しいたします。
(進行役:溝上 真璃)
<Topic1>Wisdom2.0Japanに流れるテーマへの芽生えは?
溝上:
Wisdom2.0Japanにおいては「叡智」はもちろん、その他にも様々なテーマが根底に流れています。
それらの考えを意識したり気づいたりした、きっかけはありますか?
細川:
実家が京都にある、曹洞宗の寺であるということもあり、意識はしていなかったものの、お経を小さい頃から読めるようになっていたり、マインドフルネスのもとになった座禅や、そういったものが近くにあったので、習慣になっていた部分はあります。
本当の大きなきっかけとしては、半年間の修行経験があり、そこで深くお経の意味や身近にあったものがアイデンティティだったのだと強く思うようになりました。
修行を通しての気づきは、朝や夕方から日没まで座禅をする中で、不思議なことに“繋がり”を感じられるようになってきて。
たとえば、耳をすませば鳥が鳴き始め、カサカサと生き物が動き始めていることがなんとなく聴こえるようになってきて、「ぁ、これって繋がっているんだな。」と。
修行って、繋がりを感じるっていうものでもあるんですけど、日々においていろんな生物の生活と人間の生活が繋がっていることが、僕にとっては直感的に気持ちよかったんです。そういうことを感じられるのは素晴らしいことだと。
“繋がっている”ということが僕にとっては、叡智・智慧として一つあるのではないかと思います。
久保田:
改めて聞かれると難しくて、自分の経験でしか話せないので、そのことを考えていたのですが。
20代はずっとWEBデザイナーをしていたものの、良い結果が出せず、10回ほど転職しました。経営者の療養等、突然のこともありましたが、10回転職したものの、ご縁があって一度もお休みをせずに仕事を続けることが出来ました。
細川さんと一緒だった、株式会社ガイアックスに勤めていたときも、社内転職を繰り返しました。そのときに一つ転機だったのは、社内公募でマーケティング職に応募したことでした。デザイナーとして、感覚的なところと、自分の中から気づきを得ようとしたり悩んだりする時間を大事にしていて、デザイナーからマーケターに変わるときも、なぜか早朝に目が覚めて、「応募しよう。」「やらなければ。」という感覚が湧きました。
いま講座などでマーケターになりたい人の支援を行っていますが、自分が大事だと思ったご縁や、自分の中にある想いや感覚を研ぎ澄ませて自分に訊いてみる時間が、振り返ってみても重要だったと思います。
ただ現在は独立して、有難いことに仕事がたくさん来る中で無我夢中でやっていると、目を瞑って考える、無になる時間の重要性を改めて感じます。
なので、Wisdom2.0Japanの運営に携わったのをきっかけに、また新たにそういう時間を大切にしたいというのが、いまの想いです。
<Topic2>Wisdom2.0Japan開催への期待
溝上:
日本初開催となるWisdom2.0Japanに向けて、運営メンバーとして参加者として、期待することはありますか?
久保田:
スピーカーの方々の話はもちろん楽しみなのですが、
コロナ禍の厳しい状況において、どのように生きていくべきか悩んでいる方、お仕事が大変な状況で苦しんでいる方が、このイベントの出逢いをきっかけに、新しい気づきを得られるのではないかという期待があります。
細川:
久保田さんがおっしゃったように、コロナ禍であることとオンライン開催はとても大きな要素だとはもちろん思っていて。
それに加えて、Japanということで日本開催ではありつつ、アメリカで生まれたカンファレンスであること、そして韓国でもWisdom2.0Koreaが同時期(10/16,17)に開催されるということもあり、世界中の人がWisdom2.0という観点で、日本に注目してもらえる機会でもあると思っていて。
日本人として、どうコラボレーションしていくかは結構楽しみですし、繋がりを感じられるものにしたいです。
溝上:
いま、お話に出ていたように、ひとりひとりの「個」で繋がっていくのがWisdom2.0の特徴でありながら、オンライン開催ということで直接的、身体的なものにハードルがあるので、そこをどう叶えていくのか、意識・無意識の繋がりというものが実現できるといいなと、話を聞きながら思いました。
<Topic3>これから大切にしたいこと
久保田:
コロナの状況下で暗い話題がありつつ、どれだけ落ち着いて行動できるのか。危機があるときだからこそ、自分の人生で何をやりたいのか。というのを真剣に考える機会になったと思います。
自分がどうやって社会に貢献していこうかと考えるきっかけにもなり、身の回り特に家族と家で過ごす時間が増えたと思うんですが、そこで家族との時間の大切さも考えるタイミングなのだと。
そのようなときに、Wisdom 2.0 Japanに出逢えて、何かの導きではないですが、ますますこれからが楽しみです。
細川:
コロナ禍になる前、ニューヨークにいたり、様々な拠点を転々とする生活をしていたので、それが制限されるようになり。移動を愛していたというか、移動がしたくてたまらない性分だったので、すごくつらかったんです。
動きたいけど、動けない。そういうフラストレーションやエネルギーが溜まる中で、これからどういう風に生きていこうかという考えもありました。
Withコロナにおいて定住することに馴れてきた、コロナがあることが通常運転になっているタイミングであり、改めて、自分は何を本当はやるべきなのかというところを考える時間にはなっていたと思っていて。
コロナ禍ではなくとも、そういうことを常日頃から考えて、自分自身も楽しんで世の中の役に立つようになっていく、ということが実現できたら。
<最後に、みなさんへメッセージ>
細川:
運営におけるニューフェイスとして、ご覧のみなさんと興味関心(のレベル)が近しいのではないかと思っています。
僕が思っているのは、参加者や関わっているみなさんとより繋がれるようになるには、どういう風な企画にすればいいかということを頑張りたいなと思っています。
皆さんと一緒に、Wisdom 2.0 Japanを盛り上げられたらいいなと思っていますので、よろしくお願いします。
久保田:
マインドフルネスをテーマにしたカンファレンスで、これだけ素敵なものはないと思うので、ぜひ参加いただき、参加者や運営メンバーと繋がって、そのご縁を大切にして、今後の人生にひとつ良い気づきが得られることを期待してもらえると思います。ぜひご参加をお待ちしています。
より詳しく「ニューフェイス」として、Wisdom 2.0 Japanへの想いを率直に語っています。
ぜひ、動画もご覧ください。
Youtube動画/ニューフェイス
前編:https://youtu.be/hUmSyDQ9n1w
後編:https://youtu.be/TAJpYj3zPXY
参加メンバー:
久保田 善博
細川 哲星
溝上 真璃(進行役)
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