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Wisdom2.0JapanのCo-founder 荻野です。
マインドフルネスを世界に知らしめた立役者として、わたしは、3人の人物が思い浮かびます。
一人は、3月にWisdom2.0Japanでも登壇をいただく予定で、
グーグルのマインドフルネスベースのリーダーシッププログラム:Search Inside Yourselfを開発し、
ビジネスの世界でマインドフルネスを広めたチャディ=メン・タンさん(メンさん)。
一人は、マインドフルネスストレス軽減法(Mindfulness-based Stress Reduction=MBSR)を開発し、精神療法としてマインドフルネスを応用し、医学、科学的な検証として大きな成果を上げたジョン・カバット=ジン博士。
そして、キング牧師に推薦され、ノーベル平和賞にノミネートされたこともあるベトナム人の禅僧:ティクナットハン。
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ティクナットハンは、以下のような言葉を残しています。
“The most precious gift we can offer anyone is our attention. When mindfulness embraces those we love, they will bloom like flowers.”
「人に与えることのできる最も尊い贈りものは、私たちのアテンションです。マインドフルネスが愛する人たちを抱擁するとき、彼らは花のように開花するのです。」
ここでのアテンションは、注意、気配り、心配り、配慮、と言えるでしょう。
ここでのマインドフルネスは、相手に対するいまここの気配り、心配り、と言えるでしょう。
毎日顔を合わせる同僚、後輩、部下、上司が今日どんな様子か、体調の変化や心配事はなさそうか、優しさを持って気配りができているのか?
子供と一緒に過ごしているとき、スマホやパソコン、テレビに気を取られず、愛情を持って接して上げられているか。
離れて暮らす母親、父親がいまどのように今を過ごしているのか、思い留めているか。
マインドフルネス=瞑想ではありません。
いま目の前の大切な人に、あなたの気配り、愛情を届けていられたら、それだけで十分なマインドフルネスの実践です。
そんなシンプルなエッセンスも、3月のWisdom2.0でお伝えできればと思います。
(写真は、ティクナットハンが作った南仏のプラムビレッジを訪れた時のもの。)
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