wisdom Blogブログ

Wisdom2.0を日本で開催するきっかけ:人生を変えた「気づき」と「つながり」

2019.11.12

  • Tweet
  • Share
  • LINE

Wisdom2.0JapanのCo-founder 荻野です。

 

2014年2月、人生を変えるほどの大きな衝撃がありました。

はじめてのWisdom2.0に参加した時のこと。

サンフランシスコのマリオットホテルの大会場に、世界中のビジネスリーダーや科学者、大学教授などがの約3000人が集まり、同じホールで一緒に瞑想する、そして、ダイアログする。

決して、マインドフルネス=瞑想ではなく、宗教でもなく、それは、自己認識力を高め、自身のセルフマネジメント力、レジリエンスやEI(エモーショナルインテリジェンス)を高めるものであり、また、自分の人生やリーダーであればリーダーシップをより良いものとするために必要なメタスキルであるということが浸透していて、自分の変化が組織やコミュニティにどうつながっているのか、を共有する場でした。

 

ハフィントンポストのファウンダー:アリアナ・ハフィントンは、

「自分が政治やメディアの仕事に邁進する中で、過労で倒れ、高校生の長女が知らずにドラッグにハマってしまっていたことを知り、人生で何が大切なのかを見つめなおさざる得なくなった。その経験から睡眠やマインドフルネスをベースとしたウェルビーングサービスを提供する活動を開始した」と語りました。
(アリアナのメンターは、コンパッションの世界的権威:ハリファクス博士)

アリアナのプレゼンテーション(英語字幕のみ)
http://wisdom2conference.com/Videos/myriad_single_element/1857

 

ザッポスのトニー・シェイは、

当時世界から注目される組織、ビジネスを展開する中で

「利益中心ではなく、人間性を中心としたビジネス、コミュニティ、社会を、いかに自分たちの事業でつくろうとしているのか」

を語っていました。

トニーのプレゼンテーション(英語字幕のみ)
http://wisdom2conference.com/Videos/myriad_single_element/1847

 

VUCAワールドで、本当の自分を見失いがちな毎日をどのように人間らしく生きていくのか。

多くの人が知らずうちに生きることが苦しくなり、進むべき方向に迷いが生じている中、そこには、これからの人類に必要な「気づき」と「つながり」がありました。

「これを日本に伝えねば!!」という強い想いが湧いたのを思いだします。

そして、2019年の日本。
ようやく、マインドフルネスという言葉は伝わりつつあるけど、大きな誤解とともに伝わっている気がします。

「それって瞑想でしょ」

「新しい自己啓発かなんかだよね」

「なんかやってみたけど、自分には合わないみたい」

・・・

 

「そんな、表面的で浅いもんじゃねーよ!」って言いたし、最近は言ってる。

そんなこんなで、5年前は何のつながりのなかったWisdom2.0のファウンダー:ソレンさんと貴重なご縁でつながり、来年3月に日本での開催することに。

今夜彼は日本に到着し、明日、WIREDの松島編集長とのトークセッションを開催します。

これからの日本に必要な「気づき」と「つながり」を実装するためのきっかけとなることを祈っています。

Wisdom2.0Japan Co-founder 荻野淳也