wisdom Blogブログ

【参加者の声】2020年 Wisdom2.0Japan③

2021.07.25

  • Tweet
  • Share
  • LINE

第一回目となる2020年 Wisdom2.0Japan参加者のご感想を紹介いたします。
終了直後のご参加の皆さまの想いや気づきが、少し時を置いたことでご自身へのリフレクションや他の方の新たな気づきへと繋がり、また次のカンファレンスの場へと続いていくことを願っています。

**************************
 
海外の著名な瞑想専門家の話を一度に聞くことができてよかったです。ただ、せっかくの機会なので、参加者からの質問タイムが十分にあればよかったです。具体的にどこが聞きたかったかと言うと、ジョンカバットジン先生が「自己認識を高める」とも言っていたし「自己はわからないと言うことを受け入れる」とも言っていましたので、その矛盾するようなことが日常生活の中でどう先生のなかでバランスをとっているのかなど聞きたかったです。
どなたかが、「頭がバーン」という表現を使っていましたが、私も途中頭がついて行けなくなりました。収録した動画があれば見れればおさらいの意味でもう一度見たいです。期間限定公開でも良いです。特に、ジョンカバットジン博士とジョアン老師です。
今考えれば、講演を聞くだけではなく、他の参加者の感想も聴けばよかったと後悔しています。また、イベント後、イベント外でも良いので、参加者と交流できれば良いなと思いました。(S.F氏)
 
一照さんと山崎さんのセッションが深くて、深すぎて言葉にできないほどでした。アーカイブで何回か味わい直します。(A.H氏)
 
日々の内省、他者へのコンパションとつながり、目の前の現実を少しでもよくするために目的意識をもって自ら行動する。これらすべてを自分の中で一体化することが大切だと思った。幸福感は、漠然と目指す目的ではなく、こうした生き方を実践した結果として現れてくる「ご褒美的な境地」のような気がする。個で閉じているだけでは、なかなか幸福にはなれないはず。
ジョアン・ハリファックスさんの””Strong Back, Soft Front””という言葉は、こうした行動の指針を日常的に実践するためのいい支えになる。ハリファックス博士から良いモットーを授かった。感謝。
数年前にサンフランシスコで参加したWisodm2.0で印象に残ったのは、社会をよくするために一人一人ができることを考え、小さなことでもいいので何か行動することを促す、社会変革の精神を感じたことだった。コンパッションだけではだめで、リーダーシップを発揮することが必要というメッセージとして理解した。
ひるがえって、今回の前野氏の講演で、周囲との摩擦をなるべく避け個人が幸せを感じれればいいし、日本の古い伝統的価値観を学んだり、のんびり、ほんわかした気分を共有することが、明確なメッセージと行動をもとめる欧米型とは違う日本型Wisdom2.0らしさになるのでは、といった趣旨のコメントがあったように思う。
しかし、その考えは、世界をよりよくするための「深い知恵」を学ぶことに留まらず、一人一人が「リーダーシップ」を発揮して行動するという、そもそものこのイベントに流れているだろう根本の精神や価値観がどこか置き去りにされてしまっているのでは、と疑問に感じた。
日本はすごい、日本は独自と思いたがる、言いたがる風潮が世の中にあるのはわかるが、共通の精神や価値観で世界と連携する、その前提に立って日本のあり方や役割を発揮する、そういった相対的な視点が弱いとすぐに独善になりがちなので、気がつくと、巷に溢れている日本を自画自賛するコンテンツと大同小異なレベルに陥ってしまうことを、老婆心ながら少し心配した。まったく余計なお世話なのだが。(R.K氏)
 
2日間ありがとうございました。日頃もやもやと感じていたことを言葉に現していただいたような感覚が何度もあり、安心感で満たされた感じがしました。日常とはギャップがあり、仕事の人間関係の中では やはり気持ちが揺れてしまいますが、Wisdom2.0での感覚を思い出しながら暮らしていこうと思います。アンケートに選択肢がありませんでしたが、石笛の演奏が素晴らしかったです。(M.I氏)
 
全体的には参加して、とても良かった。「行」という言葉が印象に残った。全部に参加すると最後の対話に参加する体力が余っていなかった(もう少し自分でペース配分すれば良かった)。あと、参加している間なるべく画面をオンにしていたが、zoomだと人と対面して参加することになりかなり疲れた、(画面をオンにしている人が少なすぎると寂しいかなと思いオンにしたが、今度参加する時は後ろ向きで参加できる様な何かフィルターなのかわからないがそういった物があれば使おうと思う)(C.U氏)
 
リアルイベントからオンラインに変わり、家庭内で子供もいるなか集中した時間がとれるかを心配しておりました。結果、イベント運営に助けられ(コミュニティサイト、Zoom)、Zoomはマルチプラットフォームのため、iPhone,iPad,PCと家庭環境でシームレスにイベント参加できました。
(S.K氏)

あたたかさに満ち溢れた2日間でした。
いま、世界に満ちている不安や困難。それらの問題に向き合うことはとても大きな課題だと思います。 にもかかわらず(という表現が正しいかどうかわかりませんが)、それを語る登壇者の皆様は、calmかつclearで。とても温かな情熱に満ちていて。マインドフルネスやコンパッションをもし形にするとしたら、こんなふうになるのかな、と思いました。
私自身は、知らず知らずのうちに、また頭で理解しようとする自分の状態に気づくことができ。自分の土台、力強い背中、自分の身体への信頼を思い出すことができた2日間でした。
すてきな気づきとつながりの場をつくってくださった関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(T.S氏)